そもそも合鍵て何?
スペアキーをそう呼んでいる場合もありますが、
主に複製=コピーキー=duplicateを指しています。その製法ゆえ摩耗してからの複製はほとんど断られます。稀に合金の鍵の摩耗に気付かず作製した大失敗を見かけますが・・・
近年よく聞くのは内溝キーシェルを削らせたら左に回るが右に回らないという話、純正ブランクでも元鍵が摩耗していれば補正テクが必要なのに寸違いの社外品に手を出すにはそれなりの現場経験が必要でしょう・・・
あえて見た目派手に摩耗したサンプルにしましたがよく見ると鍵山自体はそこまでひどくない気もしますがイグニッションシリンダーは回るがドア、バックドアのシリンダーが回らなくなった
40ランクルです。
イグニッションだけ回るのは使用頻度が最も高くシリンダーもそれだけ摩耗しているからです。
(この構造のシリンダーの場合です。)
新品同様の鍵から合鍵を作る機会はまず無いのでウチにコピーマシンはありません。
測って削るのがあたりまえです。
減った鍵は有る程度参考にはなりますがキーシリンダーに合わせる事が重要なので鍵だけ見て作るのもどうかと・・・必ず車を見せて下さい。
仕様頻度の違いで摩耗具合が違います。
運転席シリンダーは逆に再生キーでは回りはするがイマイチで少し補正しました。
ちなみにキーナンバーの打刻は下半分しか読めません。読めたとしてもノーマルキーはファクトリーカットが来る訳ではなくブランクをどこかの鍵屋さんで削るだけなのでたいてい国産のサンプルゲージで削った見ればそれと分かる鍵が届きます。